ビクトリノックスが好き


ビクトリノックス(スイスアーミーナイフのメーカー)には、昔からなんとなく思い入れがあります。
きっかけは多分、小学校の時の友だちがチャンプ(20種類以上のツールのついた最上位機種)を持っていたこと。誕生日プレゼントでもらったそうで、大切にしていました。
それ以来、なんとなく憧れがあり、自分でもチャンプを持っていたこともありました。
でも、チャンプの機能はさすがに過剰で、半分以上使わない機能があり、もったいないような気がします。本体が太すぎて使いにくいところもあり、やっぱり、もう少しツールは絞っても、薄目のツールになっていることが理想だと思っています。

で、今回、ひょんなことでホームページを見てみたら、なんと、ヨット乗り向けの『マリナー』と『スキッパー』という機種が出ているではないですか。
マーリンスパイキ(ロープ仕事用の先の尖ったツール)とシャックルオープナー(蝶ネジ回し)が付いているのが魅力で、ナイフは波刃になっているので、多分太めのロープでも切れそう。
なかなか魅力的で、ちょっと食指が動いたのですが、残念なことに、その他のツールの取り合わせがあまり良くない。
缶切り、栓抜きは、昔に比べて実用性は落ちているとは思うものの、フネの航海を考えるとあっても悪くない(セン抜きはともかく、長期航海では、缶詰くらいは積むと思うので)とは思うのですが、下位機種の『マリナー』には、コルク抜きがついていないのがマイナス(代わりにプラスドライバーがついている)。停泊中はワインくらい開けたいこともあるので、筆者的にはコルク抜きは欲しいところ。
上位機種の『スキッパー』にはこれが付いているのですが、もう一つのツールで付いているのが、あまり役に立たないプライヤー。チャンプを持っていた時に何度か使ってみたのですが、小さすぎて力が入らず、これが一番実用にならなりませんでした。筆者的には、このツールよりも、長期航海を考えると、爪切り代わりに使えるハサミの方が良い。
結論から言うと、『マリナー』にコルク抜き、『スキッパー』ならプライヤーの代わりにハサミが付いていると最高なんだけどなぁ……。でもって、ロック付きはちょっとサイズが大きいので、もうひとサイズ下げて、普通の『オフィサー』シリーズのサイズにおさめてもらえるといいんですけど。
無理かなぁ……。

とまれ、小物好きにはなかなかたまらない、ビクトリノックスのページなのでした。
普通の製品カタログだけで、本当になんのケレンも無いんですけどね(^^;;。


■参考URL
ビクトリノックスジャパン