風力発電


昨日のことになりますが、NHK ラジオで風力発電の話題が出ていました。
上天気回航時に鹿島沖を通ったのですが、このあたりには大きな風力発電機が十基以上点々と並んでいて、なんでも、風の条件が良いとのことで、いろいろな企業が発電事業に進出しているのだそう。
ラジオでは、鹿島の市民団体が一口五十万円×四百口の市民ファンドを作って、このあたりに風力発電機を建てる話をやっていました。自分達が子どもに残せるものを考えた結果、地球環境→風力発電となったそう。なかなか興味深い話です。
ラジオによると発電機一基あたり一千世帯分の電力を供給可能で、一基の建造費が約二億(高低いろいろあるのでしょうけど)。
一世帯の年間の電気代を 六〜七万円として、一千世帯だと年間売り上げが六〜七千万くらいでしょうか。本体を二十年償却として、補修費やなにやら色々とランニングコストはかかるのでしょうけれども、うまくやればなんとか採算に乗りそうな数字に見えます(管理は……社員を雇うと高くなるので、近くに風力発電を持っている他企業などに委託かなぁ)。
海外では、渡り鳥の衝突死など問題になっている面もあるようなのですが、風力はクリーンエネルギーの有望株でもあり、問題を解決して普及していってくれることを望みます。

かすんでいますが、塔のようなものが風車。かなりの数が点々と並んでいます

[参照 URL]
風力発電施設の紹介
 上記ページによると、掲載した写真の風力発電施設は「波崎ウィンドファーム」のようです。
波崎未来エネルギー
 多分、このページがラジオで放送していた NPO
北海道グリーンファンド
 北海道を拠点に風力発電などの普及促進している NPO のページ。
 風力発電施設は、全国的にかなり増えてきている模様。検索してみると、随分色々とひっかかります。