GPS の思わぬ弱点?


フロントウィンドウとダッシュボードに GPS を挟む先日、箱根に旅行に行った際の話です。
知らない間道をうねうねと抜けていく計画だったので、せめて目的地の方角だけでも分かったほうが良いと思い、車の前窓のところに、海用に買ったハンディの GPS(古い e-Trex)をたてかけて(挟んで?)出かけました(この技は福丸さんに教えていただきました mOm)。
車内だと電波が入りづらく、これまでなかなか GPS は使いにくかったのですが、この方法だと電波の問題は無く、非常に良く進路を出してくれて助かりました。知らない道でも、方角さえ分かれば、なんとか走れます。ナビをやった相棒が、地図から良く道を拾ってくれたので、迷ってしまうこともありませんでしたし。
で、そこまでは良かったのですが、問題が発生したのは帰り道。
GPS 内に行きに記録した航跡が残っているので、それを逆向きにたどればいいやと思っていたら……(@o@) 航跡が消えている。
なんだか、メモリの都合で 100km くらいしか航跡を残せないようなのです。
しかも、次第にあたりは暗くなってきて、GPS が見えない。
これは思わぬ盲点でした。気付かなかった筆者が悪いのですが、バックライトが手動点灯で、五秒経つと消えてしまうハンディの GPS は、「窓にたてかける」方式だと、夜はちっとも画面が見えないのでした(^^;;
結局、帰り道も相棒の地図ナビに頼っての帰還。
おかげさまで無事に到着しましたが、本来そういう用途でデザインされていないデバイスを応用する際には、よくよく考えて使いなさいという教訓になってしまいました。我ながらなんとも間抜けな始末となってしまいました(^^;;。
そんな無駄な苦労をせずとも、素直にカーナビをつければよいのですが、筆者も相棒も何故かカーナビを使ってのナビゲーションはあまり好きではなかったりもします(凄く便利なのですけど!!)。二人とも、発想が原始的(?)なのかも知れません。
そういう意味で、地図やハンディGPSを使ったナビゲーションはあくまでも趣味の世界。
趣味ならば苦労もまた楽し、ということで、今度はシガレットライターに付けられる室内灯を使って「見えない」という問題を緩和できないかを考えていたりする懲りない筆者だったりもします。