冬出港の魅力


微風帆走中最近、冬出港も結構魅力的な気がしています。
冬は荒れることも多いですし、どこでもここでも、というわけにはいかないとは思うのですが、霞ヶ浦の冬(晩秋?)に限って言えば、比較的多くの日が風力 1〜2 くらいの穏やかな天気のようです(筑波颪が吹くような荒れた日もありますが)。
穏やかな日は、帆を上げてもさっぱりスピードが出ないのが困りものなのですが、空気が澄んだ感じで景色が美しく見えるか、やや靄がかかっていて、ぼうっと湖岸が見えているような風情が良いです。
霞ヶ浦は、広いとは言っても湖なので、風が無いときは湖面もぴんと波が無くなってしまいます。近くを帆走しているヨットが、湖面にゆらゆらと逆さに映ります。
波を切る音もしませんので、周囲の音がクリアに聞こえます。岸で犬がほえている声、鴨の鳴き声……驚くほど良く聞こえることもあります。
(クリックで拡大)夕暮れの情景セーリングという意味では、微風の風をいかに捕まえるか、ということで普段とはまた違った趣があります。本当に凪いでしまうと困りますが、時折湖面のさざ波と共に吹いて来るパフを捕まえて、するすると艇が加速していくのがなかなか筆者は好きだったりもします。
そのほか、のんびり昼寝も良いですし、艇上で何か暖かいものを作るのも悪くないです。
寒いのは着込めばなんとかなりますし、荒れさえしなければ、冬の出港も捨てたものではないと最近、思うようになりました。
もっとも、いつもいつも微風なのは勘弁ですが(^^;;。

そういえば話は変わりますが、『作る』といえば、最近、艇上でもう少しうまく昼食を作れないだろうかと考えています。
これは、以前のクルージング(FK さん、その後お声がけできず、スミマセン……)でスパゲティを作ってみたところ、思ったよりいい感じだったので、少し調子に乗ってみようかというところなのですが、キャンプと同じような感じで、昼食が充実できればセーリング自体も楽しくなるかなぁとも考えています。
セーリングは手間暇かけた方が楽しいような気がしています。
もっとイロイロな楽しみ方ができないかなぁということで、6年目にして、遅ればせながらの試行錯誤だったりもします(^^;;