初出航初スピン


出港準備4/22 は久々の出航。
今年の初出航かつ初スピンでした。
ちはや組では、あまりスピンを上げないせいで、初スピン=初出航となるのは今回がはじめて。なかなか幸先の良いスタートとなりました。
もっとも、初出航が 4 月終盤では少し遅いような気もしないでもないですが……(^^;;。

さて、天気のほうはめでたく晴れ。
前日雨、翌日雨の予報の谷間の出港。うまい具合に晴れがあたってくれました。
今日の参加者は代官殿を筆頭に栃木から T.T. 氏、それに筆者と豚児の R。
行き先は特に定めずに、湖上で昼食を食べてののんびり帆走の予定です。

最初は登りで帆走開始。セールを詰め気味にして、上限 5.5 kts、平均 5kts くらいの帆走。
湖上は思ったよりも肌寒かったのですが、日が射してくるとあたたかくなり、なかなか快適な帆走。
北岸近く(沖宿手前)で風が無くなってしまったため、似非ヒーブツウに入って湖上で昼食後、登り、登りでの帆走再開。特に目的地は定めていなかったのですが、紅茶やビールを飲みながらののんびり帆走になりました。
R と T.T. 氏はバウの方へ出ていって眺めを楽しんでいる様子。
筆者と代官殿は、時折舵を交代しながらの帆走。
久々の帆走はなかなか良いです。強くなったり、弱くなったり、ムラのある風の中を登っていきます。
スピンランただ、久々の帆走と、思ったより強い日差しに全員少々疲れがでました。
少々はやめに下り帆走にうつって、T.T. 氏が居るのを良いことに、代官殿と二人ではなかなか上げられないスピンを UP
バウマン筆者、トリマー T.T. 氏でマリーナ近くまで真下りのスピンラン。おかげさまで堪能いたしました。T.T. 氏、どうもありがとうございました。
スピンダウンはハリヤードだけゆるめて、ジブも上げずにフォアデッキにそのままずるずると。ほぼ微風の時にしか上げないせいもあって、どうも、ちはや組はきちんとしたスピンダウン手順を取ったことがありません(^^;;
これが代官殿と二人で上げられるようになると、もう少し帆走に幅が出るのですが。手慣れた人はシングルでも上げるそうなので、少し練習が必要かなぁ……。
さて、この日の帆走は、GPS で確認する限り、登り角は今一つ。
最良のタック角が(贔屓目に見て) 95°くらいでこれは上出来の部類ですが、一番悪い角度が 110°くらいで、こちらは少々問題です。ハンディ GPS の画面に分度器を当てて計っているので、あまり正確とはいえませんが。
このあたりをもう少し正確にその場で計る手段があると、いろいろと試せて良いなあと思っています。絶対風向と風速を計るとなると専用の計器が必要ですが、これは結構高価だった筈。安く出ていると良いのですけどね……。

# 追記:もっとも、タック角だけなら、コンパスを見ていれば
# おおよそわかりますが!! 筆者ぼけてます(^^;;

湖面に出来るさざ波の向きをみれば絶対風向は分かりますから、ハンドベアリングコンパスと電卓を常備しておけば、風向と船首の向きの差で登り角が出せる筈。うーむ。
今回に限っていえば、登っている間は相対風ではそれなりに風があった感じでしたが、実際の絶対風はさほどでもなかった筈。絶対風速が低いと登り角は低くなりますが、もしかするとこの効果なのかも知れません(霞ヶ浦工事事務所のデータによると、風力 3 くらい。言い訳? うーむ……)。
上記の是非はともかく、SK25 の風速毎のポーラーダイアグラムがあると、いろいろ楽しそうです。どこかで入手できればと思うのですが、さて。

ちはや湖2その他、今年から、コックピットを全部覆うサイズのカバーが復活したのですが、このサイズだと、雨が降るとカバーのコックピット部分に水が溜まります。通称「ちはや湖」。
ここのところ雨がおおかったので、ちはや湖は久々の満タン。
帰りがけに、水がたまらないようにシートのコックピット部分に穴を開けてハトメを入れましたが、これが場所違い。シートをかけた後に判明したので、仕方なく、後から正しい場所に穴だけ開けて来ました。 これは筆者のミス。どうも計画性は相変わらずありません。代官殿、スミマセン……。
次回は G.W. 出航になるかと思われます。