教訓の日(ハルのペンキ塗り)


ちはや組で何かしようとすると、大抵教訓ばっかりになってしまうのですが、今回はペンキ塗りの教訓編です(^^;;

まずひとつ目の教訓。
塗装前「ちはや」のハル用に使っているペイントは、HIROCK という二液性のウレタン塗料(前オーナーさんからの頂きものです)なのですが、この塗料は、大変に対候性が高いようで、前回の塗装は少なくとも 6 年以上昔だったはずなのですが、今回塗ってみて、ほとんと元々の色が退色していなかったことが分かりました。
……ということは、裏を返せば、一度間違ってどこかについたら、なかなか落ちないということ。今回は、筆者はうっかりと塗りたてのハルに当たってしまい、着ていたジャンパーに白がべっとりと付いてしまいました。これがまったく落ちません(^^;;
そのほかにも、うっかりと液垂れしたりして、手もペイントだらけ。筆者のように不器用な人間は、軍手、作業着が必須のようです。むー。
塗装中さて、もう一つの教訓なのですが、今回ペイントしたのは、かつての銚子行で岸壁にこすってしまった跡など。
こすり跡は、ペイントの表面が剥げて、下地で塗った灰色のサーフェーサーがまだらに露出している状態だったのですが、元々のペイントの厚みがそこそこありますので、薄く塗ったのではペイントが剥げていないところと剥げていたところの間の段が見えてしまいます。そこで、サンディングして表面をいくらかならした後、ペイントを厚めに塗ったのですが、これがなかなか乾きません。
当日中に、できれば表面を目の細かい紙やすりで磨いて綺麗にする予定だったのが、あえなく翌日に延期。翌朝見ても、まだちょっと内側がやわらかめの感じでした。結局、二日間の作業期間を取ったのですが、残念ながら今回は仕上げの磨き作業は断念せざるをえないことになってしまいました。
やはり、横着してペイントを厚塗りして段差を吸収しようとするよりも、きちんとサンディングをして平らにならし、くぼみがあればパテで埋めてからペイントすればよかったと後悔しきり。
塗装後。写真だと表面の筆跡とか液垂れは見えませんが……ここで得た教訓が、「厚塗りするよりは下地処理」。ニス塗りとまったく同じですね。ちっとも学習しないちはや組(^^;;

もっとも、剥げた状態よりは、塗膜がきちんと乗った状態の方が気持ちが良いことはもちろんのこと。
60点の出来ながらも、「今日のところは許しておいてやるか」なのでした。やれやれ。
乗る前に磨いてから乗るか(^^;;